『パタリロ!』に登場する主な組織や団体についてのご紹介です。
基本的にコミックスの登場順に記載します。
「タマネギ部隊」についてはコチラに全てまとめています。
※【】内の表記について。
例:【1-5】→コミックス1巻の5話目、【文庫3-8】→文庫版3巻の8話目、【アニメ21】→アニメ21話目
登場組織・団体一覧
MI6
英国情報部第6課。バンコランが00(ダブルオー)要員として所属している。バンコランの上司は部長(イヨマンテ・サンダース)。主な登場キャラクターはバンコランと部長の二人で、他はデミアンとプロフェッサーが登場した程度。それ以外のバンコランの部下などは姿は描かれるが無名。バンコランが所属しているため『パタリロ!』には度々登場する。
バンコランの仕事としてはパタリロ等要人の警護、国際的犯罪者の捜査などをしている。バンコランは諜報員だが街中での銃撃シーンもあり、かなり表立った活動もしている。
MI6本部に入ることは意外と容易。マライヒやパタリロは顔パスで入っている。また、バンコランの客は全員セキュリティーチェックがパスされる。これは以前、バンコランが愛人を呼んだ時に担当者が怒られたため。
サンダース部長は運よくたまたま部長になれただけで無能である。部下たちに老人扱いされ簡単な仕事だけ回されており、MI6はバンコランがいないと回らない。部下に無能扱いされていることで職場に居づらくなり、仕事もせずホームレスになったこともあったがクビにはならなかった。
天丼中毒である部長の天丼をMI6に配達しているのは来々軒。カツ丼中毒の職員もいる。
国際ダイヤモンド輸出機構
世界中のダイヤモンドの取引を一手に取り仕切る組織。組織がダイヤの値を釣り上げて私腹を肥やしているため、パタリロは先王存命中に脱退を進言しマリネラは組織から脱退した。組織はマリネラを再加入させるためにパタリロの説得、またはパタリロを消そうと試みた。組織のナンバー2であるラーケン伯爵は、パタリロのボディーガードであるバンコランを始末するためにマライヒを差し向けたが逆にバンコランの手中に落ち、マライヒの証言で組織は解体に追い込まれた。また、この時ラーケン伯爵も死亡した。【2-2、文庫1-4、アニメ5~6】
組織として登場するのはここまでだが、その後も『パタリロ!』には関係者が登場している。
<組織のメンバー、関係者>【】は初登場回。
・サッチャー【1-2、文庫1-2、アニメ2~3】
・ナンバー4【1-2、文庫1-2、アニメ2~3】
・ビョルン(ナンバー9ジュニア)【1-2、文庫1-2、アニメ2~3】
・デュラン=ド=ラーケン伯爵(ナンバー2)【2-2、文庫1-4、アニメ5~6】
・マライヒ【2-2、文庫1-4、アニメ5~6】
・白紙のゴドー(マキアヴェリ=ド=ラーケン。デュラン=ド=ラーケンの弟)【17-3、文庫10-1】
・バット【60-6、文庫34-6】
・フェアリー【60-6、文庫34-6】
・ビーナス【65-7、文庫37-6】
銀ぎつね
表向きはフランスの法律事務所。実態は強盗団。ボスとその息子は銀髪。親子でマリネラを乗っ取ろうとした。父親が弁護士、息子がパタリロの兄を騙り、パタリロの主治医と手を組みパタリロの命を狙った。【1-3、文庫1-3、アニメ4】
中国舞踊団
マリネラ国立劇場で公演を行った世界的舞踊団。ダイヤモンド鉱山の現場監督とグルでダイヤの原石密輸出をしていた。夢遊病状態でカンフーの達人になりきったパタリロにコテンパンにされた。【3-1、文庫1-5、アニメ7】
KGB
ソビエト時代の情報機関。MI6、バンコランの敵として度々登場した。マライヒの瓜二つのメンバーが情報を盗もうとしたり、直接バンコランの命を狙う、もしくは抹殺のために弱点を探ろうと登場している。KBGがバンコランに敵うことはなく、「バンコランはKGBのブラックリストのトップに名前があるらしい」と噂されている。
パタリロの発明品が狙われることもあり、ランダムの加速装置、ヒューイットが使ったフライングスーツが狙われた。その他、事件の目撃者であるラシャーヌが襲われたり、過去にバンコランの親友であるデミアンが捕らわれていたことがある。
KGB内には黒タマネギが潜入している。
『パタリロ!』においてコミックス25巻(1985年発売)以降は描かれていない。
タランテラ
世界的犯罪組織。ハインリッヒ=シュゲルグ博士がナチスドイツの軍用金を奪い作り上げた組織。タランテラは博士のあだ名でもある。美少年軍団を率いるアンドレセンが博士提唱のスターダスト計画(宇宙空間を利用し地球上を攻撃する計画)を実行しようとした。計画の為に必要な大きなダイヤを各地で強奪しており、マリネラのダイヤも奪われたことでパタリロと敵対。計画実行のためアンドレセン達は宇宙空間まで行ったが、追手のパタリロやバンコランの活躍により阻止された。【5-1、文庫2-3】
その後、スターダスト計画を潰された復讐でドクターミステリオがパタリロを狙う。パタリロのいとこのマッタリロを誘拐するが、パタリロと化学力の対決の末にドクターミステリオはあっけなく倒された。【7-1、文庫2-5】
タランテラに尽くしているゲルベルトは、世界中の情報部を弱体化させコントロールする計画を10年越しで実行していた。バンコランの大切な友人、デミアンもその手先になっていたことでバンコラン達の知る所となり、バンコランとパタリロに計画を潰された。その後のタランテラの会合でメンバー達は悪魔の姿をしており、失敗したゲルベルトは一瞬で抹殺された。その際に会合のメンバーは「創設者のシュゲルグ博士やタランテラは我々のつかの間の仮の姿」「われらが作ろうとしている世界が訪れるにはまだ数十年かかる」と発言。活動はいったん休止となりその後は登場していない。魔界の者であるのは確かだが首謀者が誰かは明確な言及が無い。【12-1、文庫3-5】
邪神ナイアルラトテップはタランテラを操っていた首謀者と推測されるような発言をしている。タランテラを名指しはしていない。【104-1】
美少年軍団
タランテラのアンドレセンが率いる美少年部隊。顔にはロックバンドの「キッス」のような星形などのペイントをしている。並みの警官では歯が立たない凄腕の一団。タマネギ部隊との戦闘時は拮抗し結局バンコランの眼力で美少年軍団が倒れた。また、メンバーは自分たちの美しさに重きを置いており、マリネラ空軍に潜り込んだ者はタマネギ部隊の素顔の美しさにまいって降参したというアホらしい展開も。アンドレセンと共に宇宙へ行ったメンバーもいる。バンコランやマライヒ達に倒され遺体は回収されず宇宙空間に置き去りのままとなった。【5-1、文庫2-3】
ユーカリ美術館
かニューヨークの美術館。パタモドキ館長はパタリロの遠い親戚。館長秘書はニーゲム大戸木(ニンゲンモドキ)。赤い人魚のルビーを盗むという脅迫状が届いたことで、偶然ニューヨークに来ていたバンコランに助けを求めた。また、パタリロにも手紙で応援を要請。青い人魚の真珠はこれ以前に盗まれている。エトランジュとパタリロのおかげで事件は解決するも、パタリロが強制的に変装で入れ替わるため拘束したパタモドキ館長が見つからない事態となった。【7-3、文庫5-6、アニメ17】
CSA
セントラルセリングアソシエーション、中央販売機関。ダイヤモンドの販売組織の一つ。マリネラのダイヤ販売の邪魔をしようとタマネギの買収、パタリロに関連する人物の誘拐、パタリロの誘拐などを企んだがいずれも失敗。マリネラはユダヤ系の販売網と手を組みCSAは潰されている。CSAはピョートル大帝の一味が運営していた。【9-3、文庫4-12、アニメ18】(初登場話)
CIA
アメリカの中央情報局。ヒューイットが捜査員として所属している。
『パタリロ!』ではそれなりに登場するが、ヒューイットの登場にからんで名称が出てくることが多い。CIA自体が描かれることはあまりない。パタリロが暇つぶしでCIAのヒューイットの部屋に訪ねてくることがある。
ヒマワリ部隊
24世紀のパタリロ10世に仕える武官部隊。頭のカツラがヒマワリの花を模している。タイムマシンを勝手に使い時間旅行をしたヒマワリ23号(本名:ハンス8823RBO)がいる。【13-3、文庫7-3】
他には10世の遊び相手が描かれたのみ。【16-2、文庫9-4】
ピョートル大帝の組織
世界中で起きている大事件の黒幕と推察される犯罪組織、またはピョートル大帝個人。当時は「ピョートル大帝」が組織名なのか個人を指すのか誰も把握できていなかった。一味は全員白っぽい装束と、額に「X」の印が付いた仮面を着けている。バンコランが各大事件が同一の黒幕だと推測したときには部下に「夢物語だ」と一笑に付された。MI6はじめ、各国の情報機関にスパイが潜り込んでいると考えられる。大帝側は大帝の存在を知ったパタリロの周辺に不和の種をまくことで大帝の事を間接的に忘れさせるという作戦にでた。これによりプラズマ一家に不幸がおとずれることとなり、一連の不幸や騒動の後はピョートル大帝の名を聞くことは無くなった。【14-5、文庫9-2】(初登場話)
後に、邪神ナイアルラトテップが人間界を支配するために成り代わっていた数々の人間のうちの一人としてピョートル大帝をあげている。【104-1】
大帝が個人として実在していたニュースは各国に流れ、引退した者が情報部に復帰し、大帝の悪事を暴き仲間の敵討ちを始めようと動き出した。【104-2】
タイムパトロール
時間旅行による歴史変更を取り締まる32世紀の組織。長官が人造知能になってから違反者は処刑されるなど恐れられる組織に変貌した。長官は自らを神と名乗りタイムワープを多用するパタリロを殺そうとしたが、タイムパトロール員であるタマネギ84号が長官を撃ち壊した。84号(ヨセフ)の呼びかけにより他のタイムパトロール員も協力しタイムパタロールは改革されることになった。【16-2、9-4、アニメ42】
パタリロが未来の技術や知識を使って現代で金儲けしようと企んだ時に、タイムパトロールに調査されたが危険性はゼロと判断された。すなわち未来を使った金儲けはうまくいかないと分かり諦めることとなった。【86-12、文庫50-15】
S国
共産国。年間を通じて寒い国。主にS国情報部が登場する。S国情報部の大佐は「氷のミハイル」。ウラニヨエンタープライズが試作品を製作した人の心を読める装置は、他国の情報部よりもいち早く奪取しようとした。【26-2、文庫15-5】
機密がMI6のスパイに盗まれた時はバンコランが動いていると知りマライヒを誘拐する作戦を立てた。作戦に反対していたミハイルは、部下が実行してしまったマライヒの誘拐を逆手に取ろうとしたがオカマ達に阻まれマライヒのナイフに倒れた。この時、S国の大使館員は打ち合わせの場所として「安全に話しが出来る」とオカマバーを使っていた。【31-5、文庫17-6】
情報部と秘密警察は仲が悪い。機密資料をMI6に盗まれた時には合同捜査をしたが責任の押し付け合いをしていた。機密のフロッピーを預けられたマライヒを追ってマリネラへ来たが、マライヒが妊娠中と知り撤退しようとするミハイルに対抗し、秘密警察は小型ナパーム弾で火を放った。ミハイルがマライヒを助けたことでバンコランは礼としてフロッピーをミハイルへ渡し情報部側の手柄となった。【46-3、文庫27-3】
寒冷な気候であることから常春のマリネラにS国観光局の支局を作ろうとした。これは表向きで実際は情報部をさらに強固にするための「基地」だった。マリネラ警察長官の息子のノムスコの働き(?)により、ミハイルが撤退を決めた。【85-6】
ウラニヨエンタープライズ
ロンドンに本拠地を置く多国籍企業。他国のスパイの巣窟になっておりMI6の捜査対象になった。MI6のサンダース部長が部下を見返すため、パタリロに協力を依頼し共に捜査をした。黒幕のキンバリー副社長は逮捕。女社長のリッチマンはこの事件で出会ったバンコランに恋心を寄せた。【26-1、文庫15-4】
その後、ウラニヨエンタープライズは人の心を読む装置の試作品を製作。機密を守るためと言う名目でリッチマン社長はバンコランを無理やりガードマンとして雇い、実際に試作品はS国のミハイルに狙われた。リッチマン社長はその試作品を通じバンコランが自分に全く興味が無いことを知り装置の開発を中止した。試作品はパタリロの手に渡った。【26-2、文庫15-5】
スメトコ
ロンドンに本拠地を置く多国籍企業。ハリソン一族が実質的に支配している。企業丸ごとの乗っ取りを犯罪者デュモンに狙われた。支配者一家の三代が死亡。デュモンの仲間が孫の代であるピーターにすり替わったが、パタリロ達や間者猫達に乗っ取り計画を知られデュモン一味は計画を断念し撤退した。その後スメトコがどうなったかは不明。この件を通じ、落ちぶれていた間者猫が立ち直った。【30-2、文庫17-3】
黒い月曜日
凶悪なテログループ。無差別に殺戮と破壊を繰り返している。銀行強盗の最中に同じく銀行強盗のため時間を止めたパタリロと遭遇。パタリロの時間を止める能力を知り、独立政権に対抗するレジスタンスと騙りパタリロを利用した。イギリス軍の核ミサイル発射基地を襲いミサイルを発射しようとした。ミサイルは発射寸前でパタリロが時間を止めて素手で解体。作戦は失敗した。パタリロはミサイル解体の苦労から時間を止める能力の使用を控えることになった。【31-1、アニメ18-8】
中越運送
新潟の運送会社。配達員は宇宙人。宇宙船を使っている。パタリロが女の子を招待した大使館がボロく、一流の家具などを配達した。【42-5、文庫24-8】
地球の危機に気づいたパタリロが有人ミサイルで太陽に向かった時には自動操縦がうまく作動せず危機的状況に陥ったパタリロを救った。『パタリロ!』終了が免れた。【45-4、文庫26-7】
東カリマンタン
ロンドン大使館の裏手にあるニューハフカフェー。店長はバットママ。ロンドン大使館の近所にあり、大使館からは北西の鬼門に位置している。フランスのニューハーフカフェー「ジブラルタル」のロンドン支店である。店のホステス達は一流どころばかりで外見も中身も人間離れしている。外見が美しく歌って踊れる程度では通用しない。度々パタリロが店を潰そうと様々な攻撃をしかけたがいずれも失敗に終わっている。店のルールとしてホステスとの店外デートは禁止。また、トイレの隠語は「クソたれ場」。
<オープン時>
東カリマンタンオープンに伴い、バンコランは危険を察知しフィガロと逃げた。パタリロのスケープゴートとして呼ばれたヒューイットは特殊なホステス達を見ても動じなかった。
ロンドンにはすでにジブラルタルという寿司屋があるため店名の変更を余儀なくされた。店名は「地名を使うとオシャレ」ということでバットが考えた。
オープン初日に客が一名死亡している。【62-1、文庫37-1】
<ホステス>
東カリマンタンで働くホステスには、外宇宙で作られたバイオロイド狂戦士の「キョーちゃん」、放射能を吐く「ゲジラちゃん」、悪魔にいつでも取りつかれることが出来る「レモンちゃん」など通常では考えられない性質や能力を持っている。客はこのホステス達の現実離れしたショーを楽しんでいる。他にもゴビ砂漠の砂トカゲと人間のハーフやヒンズー教徒も何人かいる。
特殊能力が何もなかった頃のレモンちゃんに対し、ホステス達は優しく慰め今後のアドバイスもしたほど皆親切。
客からホステスへのプレゼントはクルーザーやマンション、別荘など。ポルシェはチップと言われていた。
<料金等>
提供メニューの値段はぼったくりを超越している。ピーナッツ10粒ほどの小皿が300ドル(後に8万円に)。クルミ3個で4万円。クルミ自体は1個千円だが、割って食べやすくしてもらうサービスが三万七千円。ビール1杯3万円。本物の高級ブランデーのボトルキープは300万円等。また、パーティーチケットは千ドル。
アスタロトの命でティファニーちゃんから血脈を奪う為にパタリロが無理やり服を引きちぎった時は「料金タイプAクラスの暴行プレイ」となり高額請求された。金額は明らかにされていない。【70-2、文庫40-2】
パタリロはAクラス料金のかたに東カリマンタンでボーイのバイトをした。パタリロの時給は1万円と高額。借金を返済した後も金目当てでバイトを続けた。
<パタリロによる東カリマンタン攻撃>
過去のトラウマによりおカマさんが嫌いなパタリロは東カリマンタンを度々潰そうとしている。
宇宙人が持っていた「超戦士」の卵を東カリマンタンに投げ入れたが、生まれた超戦士は店の売れっ子になってしまった。(狂戦士のキョーちゃん)【64-6、文庫37-4】
役所に掛け合うも役所の担当者の上司が店の常連で却下。テロリスト送り込んでもテロリスト一団は全滅。その時の東カリマンタン側の被害は窓ガラス3枚に留まった。客足を減らそうと店舗の裏手で「おカマバータマネギ」を開いたがレベルの差で即撤退に。この時、パタリロと協力関係にあったニューハーフカフェー「ビーナス」のビーナスママは食中毒の症状が続くガスを東カリマンタンに使用した。だがビーナスは国際ダイヤモンド輸出機構の暗殺用の薬物担当、ラクーンだと分かりバットと一緒に店をやることになった。【65-7、文庫37-6】
このようにパタリロの攻撃は効果が見られないか裏目に出ている。
<他エピソード>
店にUFOが墜落した事故があったが、パタリロの仕業と考えたバンコランによりスコットランドヤード、MI5、マスコミに根回ししたためどこにもその情報は出回らなかった。【64-6、文庫37-4】
パタリロを狙ってやってきた悪魔のメフェストレスをショーガールのミス・ネムイベサと勘違いしステージにあげてしまった。怒ったメフェストレスがパタリロを殺そうとしたが、寸前でアスタロトが魔術をはね返したことでメフェストレスは首を食いちぎられた。客は喜びショーとして大成功した。【71-2、文庫40-4】
ブ少年クラブ
不細工な少年が集まるクラブ。死海のほとりに本部を構え、「ブッ質に恵まれたブン化的な生活を送るブツジョアジーにブン類されるブラボーな若者たちの集い」と称している。独自の美的センスを持っておりパタリロに入会を勧めた。地中海美少年クラブに対抗しており、パタリロに異性にモテるためのフェロモンを作るよう指示した。【67-4、文庫38-8】
薔薇十字教団
霊感青年44号が所属する白魔術を駆使する秘術師(マグス)の集団。高齢者が多い。バンコランを狙うベールゼブブに対抗するために約20名が協力した。【70-1、文庫40-1】
幼い頃から不思議な能力を発揮していた44号が母親の自殺後に預けられたのが薔薇十字教団。【79-2、文庫47-2】
マリネラ王家親族会議
パタリロの数多い親戚が集まり王室の今後の方針などについて議論する会議。出席者は年配者が多い。その会議の発言内容からパタリロが女性を上手にエスコートする練習のため、女の子とデートをすることに決定した。当会議はこの1度しか登場していない。【75-4、文庫45-3】
いつもニコニコ猫猫警察
猫による猫のための警察。【77-2、文庫44-3】
他にも、いつもニコニコ猫猫病院、いつもニコニコ猫猫学校、いつもニコニコ猫猫スーパーマーケット等があるが『パタリロ!』では残念ながら描かれていない。【77-3、文庫44-4】