『パタリロ!』登場キャラクター「ヒューイット」とは?

白いスーツを着た男性 キャラクター

このページでは『パタリロ!』に登場するキャラクター、CIAの「ヒューイット」についてご紹介します。

※【】内の表記について。
例:【1-5】→コミックス1巻の5話目、【文庫3-8】→文庫版3巻の8話目

プロフィール

本名はアーサー・ヒューイット。
CIAの優秀な捜査員。元FBI。

ノースダコタ出身。
現住所はニューヨーク6番街西5丁目3のB。

容姿は金髪長髪で白っぽいスーツに身を包んでいる。ネクタイはループタイやリボンタイをつけることが多い。
左目の下にホクロがある。

狙撃の名手

病的なロリコン

素直な性格なのかお人好しなのか、パタリロに何度もおちょくられては利用されている。バンコランほどパタリロをうまくあしらうことができない。ロリコンは置いといたとしても、どうしようもない恋愛の悩みを10歳のパタリロに相談してしまうほどどうしようもない

ロリコンエピソード

パタリロがヒューイットを狙撃手として利用するためにヒューイットの弱点を調査をしたが、この時は「ロリコンの気が見受けられるがたいしたことはない」と言われていた。【20-4、文庫11-3】

その後、ロリコンキャラが露呈。この時に一目ぼれした国務次官の娘からは見向きもされなかった。【24-5、文庫14-4】

13歳の少女からラブレターが届くようになり浮かれていたが、結局手紙は40年前のもので当時住んでいたアダム・ヒューイという人物当てのものだった。どんなにかわいい子でも時が経てばオバさんになってしまうことにショックを受けた。【27-4、文庫16-1】

可愛い少女に見とれて仕事をしくじりロンドンにあるアメリカ大使館に左遷されてきた。機密漏洩をしていた人物を捕え本部に返り咲いた。しかしその後、街で見かけた可愛い少女にしつこく言い寄ったらCIA長官の孫だった。カンボジアに飛ばされた。【34-3、文庫20-2】

スパイであるペリエ博士を捕える際に娘のアンナに見とれて博士を逃がしてしまったが、ロリコンの意地でアンナの足首を掴み離さなかった。アンナに告白をすると受け入れられ、アンナと共に博士のいるK国に亡命してノースダコタ名物のべったら漬けで生活していこうとしていた。
合流した博士から怪しまれ、パタリロが仲間でないという証拠の為にパタリロの頭を撃ち抜いている。博士にアンナとの交際を認めて欲しいと迫ったが当然拒否された。
この時にヒューイットの部下も隠れロリコンと判明している。【38-1、文庫22-2】

ロリコンのせいでまた仕事を失敗してアメリカのマリネラ大使館に逃げ込んできた。全財産を払ってでもモテる方法が知りたいとパタリロに相談している。パタリロの発明品「超水晶玉」を使い少女に声をかけ、K国によるハニートラップに引っかかりそうになった
この時、理性の限界だったヒューイットは怒りが爆発し相手のK国情報部員を叩きのめした。CIAの長官からはその働きを認められた。なお、この時に少女は暴力を見たショックで意識を失い3日間意識不明だった。【42-4、文庫24-7】

飛行機で出会っただけの女の子に恋をして、パタリロがヒューイットを騙すためにその子にそっくりなロボットを作った。本物の女の子が実はアメリカ大使館の横に住んでいた。ヒューイットは女の子の命を救ったが「自分はロボットではなく大人になるががそれでも愛せるのか」と問われ悩み苦しんだ。【50-4、文庫30-2】

伯爵夫人が亡くなったが事故ではなく可愛い孫娘が殺人犯と推測されたことでショックで寝込んだ。【51-6、文庫29-7】

ストリートファイターの大会に変装して潜入捜査していたが、バンコランにヒューイットと見抜かれ、ロリコンの弱点を突かれ負けている。ロリコンが災いしまたもや仕事に失敗。【55-6、文庫33-2】

CIAのヒューイットの個室には壁に少女の写真がたくさん飾ってある。部屋をみればすぐにヒューイットの部屋だと判断可能。【60-2、文庫35-5】

ヒューイットが任務中に恋した囮の11歳の女の子が実は69歳だったことでショックを受ける。【67-1、文庫39-3】

パタリロが同年代の女性に慣れるための対処方法を考案するため、タマネギがヒューイットに相談した。「ロリータ道に精進している」と言うヒューイットの意見で同年代の少女を集めてパタリロの身の回りの世話をすることにし、その少女たちの審査を自らしようとした。
ヒューイットは「ロリータ戦士ヒューレンジャー」であることが発覚。「ロリータ道」は陰陽道から分派独立した厳しい精神修養の道。「ロリータ道」の敵である「万年娘」の術を破りパタリロを助けている。【75-4、文庫45-3】

パタリロからは「ロリコン以外はほとんどまともな人間」と言われている。

シロマル
シロマル

ヒューイットのすごい所は何度もロリコンで仕事をしくじって左遷させられているのに、ロリコン以外は優秀でまた本部に戻って活躍するという所。そしてまたロリコンでしくじる…(笑)

普通のエピソード

アメリカの地図にうっすら千葉県と書いてある

『パタリロ!』の初登場は、国際警察刑事機構の特別捜査官として殺し屋の「ミスターサイドワインダー」に扮して登場している。この時はまだヒューイットの名前は出ていない。【4-2、文庫2-2】
名前が登場したのは4回目の登場であるコミックス15巻。

敵を欺くための作戦としてバンコランを蝋の弾丸で撃ったが、事情を知らないマライヒがバンコランの仇と勘違いし発砲してきたため誤ってマライヒを撃ってしまっている。この時は咄嗟に急所を外している。【4-2、文庫2-2】

初めてストーリーの主役級で登場したのがコミックス20巻の「国王の陰謀」。パタリロが一流の狙撃手を探していた時にヒューイットが思い当たった。
パタリロがヒューイットにタダ働きさせるために弱点を探していた時に、出身地をノースダコタではなくコロラドと偽っていたことがバレる。偽装の理由は「子供の頃からノーズダコタ出身であることをバカにされてきた」ため。
公文書偽造をチラつかされパタリロに協力した。パタリロと共に船で密航までさせられているが狙撃手としては出番なしだった。【20-4、文庫11-3】

この時パタリロが、「ノースダコタは日本でいう千葉県だ」「端的に言うならば僻地」と発言しタマネギ達に衝撃が走った。それ以降、パタリロはヒューイットの事を「アメリカの千葉県民」といじり倒している。

パタリロがスーパーキャットのマントの生地から作った空を飛べる「フライングスーツ」を押し売りに来た時は強制的にスーツを着せられてしまったが、すぐに慣れてスーパーキャットをアシスタントにし情報活動をした。スーツのおかげでKGBの秘密情報網の全貌を暴き部長から認められる。KGBをはじめ各国の情報部も大騒ぎとなるほどの活躍ぶりを発揮。しかし、スーパーキャットが故郷の石を吐き出したことで蘇った怪力で大活躍を始め、フライングスーツは意味がなくなりヒューイットも活躍できなくなった。【24-5、文庫14-4】

バンコラン抹殺計画がKGBで動き出し、バンコランの強さの秘密を知るためにヒューイットが拉致され拷問された。「バンコランは運がいいだけ」とのみ返答している。この時、ヒューイットの居場所を突き止めるために温厚なはずのシバイタロカ博士がKGBの副局長を拷問している。【25-3、文庫14-8】

デュモンが盗もうとしていたダイヤを横取りしたミハイルを逃がしてしまっている。【32-1、文庫17-7】

マリネラ建国1800年記念式典にテロリストが現れると情報があり、式典の演劇「ガラスの仮面」に月影先生役で出演した。しかし、本番はパタリロに乗せられてメチャクチャになった。【37-1、文庫21-1】

ヒューイットは叔父から遺産を相続した。「大きな象のコーザン」を相続したが、パタリロが聞き間違えて「大きな銅の鉱山」と思い込み、遺産と引き換えにモテるための「超水晶玉」を作った。【42-4、文庫24-7】

アメリカで靴を盗まれたため急遽、下駄を履いてマリネラまで来たことがある。
タマネギが靴を貸そうとした時にヒューイットがブランド品で身を固めていることが発覚。靴はフェラガモ、スーツはアルマーニ、シャツはミラ・ショーン、ボウタイはエルメス、カフリンクスはブルガリ、ベルトはモーダコレンテ、トランクスはイトー〇ーカ堂。【58-4、文庫33-11】

パタリロに清掃局に知り合いがいないか訊ねられ知り合いの清掃局副局長への紹介状を書いてしまう。紹介状にはパタリロが要注意人物で即刻追い返すよう記載していた。【61-4、文庫35-7】

東カリマンタンのオープン時、スケープゴートとしてパタリロに連れていかれた。仕事柄このような場所の事は知っているとし、特殊すぎる東カリマンタンのホステス達に動じなかった。元国際ダイヤモンド輸出機構の情報収集担当であるバットママに「当時CIAも組織に潜り込んでいた」と聞かされてなぜCIAと分かったのかを真面目に聞いている。【62-1、文庫37-1】

『パタリロ!』の時代劇では「比雄糸ノ介」と新選組の「芹沢鴨」役で2度ほど登場している。
芹沢鴨ではロリコン設定でいつもの病気が発症した。【78-3、文庫46-5】

登場タイトル一覧(全40)

ヒューイットが登場する『パタリロ!』作品タイトルの一覧です。
主役級、また比較的登場が多いタイトルは太字表記

※【】内の表記について。
例:【1-5】→コミックス1巻の5話目、【文庫3-8】→文庫版3巻の8話目

タイトル名コミックス・文庫版巻数
バンコラン死す!【4-2、文庫2-2】
霧のロンドンエアポート【12-1、文庫3-5】
ファントム【14-1、文庫7-6】
腐ったリンゴ【15-1、文庫9-3】
キーン v.s. パタリロ【18-1、文庫10-2】
散る薔薇咲く薔薇①【19-1、文庫11-1】
国王の陰謀【20-4、文庫11-3】
ヒューイットの災難【24-5、文庫14-4】
御迷惑様【24-6、文庫14-5】
抹殺計画【25-3、文庫14-8】
ピンクダイヤは初恋の色【27-4、文庫16-1】
ミハイル爆弾【32-1、文庫17-7】
ロリコンヒューイット【34-3、文庫20-2】
ガラスのパタリロ仮面【37-1、文庫21-1】
ヒューイットおおいに悩む【38-1、文庫22-2】
超水晶玉【42-4、文庫24-7】
人事師波多利郎【45-1、文庫28-1】
マトリョーシュカ【46-2、文庫27-2】
ダジャレの帝王【50-3、文庫30-1】
悶絶ヒューイット【50-4、文庫30-2】
魔性の眼【51-6、文庫29-7】
幽ゴキ連【54-1、文庫31-7】
東に下水西に永遠【54-2、文庫31-8】
白蜥蜴【55-6、文庫33-2】
マイケルとジャネット【56-2、文庫32-3】
下ッ駄ウェイ【58-4、文庫33-11】
不完全犯罪【60-2、文庫35-5】
いい性格【61-4、文庫35-7】
東カリマンタンの殺人【62-1、文庫37-1】
小銭キラーパタコラン【62-6、文庫35-9】
まけるなヒューイット【67-1、文庫39-3】
秘密兵器は永遠に【67-2、文庫39-4】
白蛆【68-1、文庫41-1】
白蛆の犯罪
(回想1カットのみ)
【68-3、文庫41-2】
FBIの犯罪【69-6、文庫43-10】
パタリロ娘【75-4、文庫45-3】
地獄のサーカス【77-6、文庫44-10】
新選組異聞【78-3、文庫46-5】
探偵パタちゃんの活躍
(人物が推測される話のみで描写は無し)
【97-2】
イカロスの羽ⅩⅨ【100-8】
シロマル
シロマル

78巻以降は出番がほぼないですが、今後も主役級で登場してほしいな!
「もう一度読みたい!」「これ面白かった!」と思うヒューイット登場のお話があれば下記のコメントで教えてください☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました