『パタリロ!』に登場するキャラクターの中でも魔界関連のストーリーに登場するキャラクターのデータです。
基本的にコミックスの登場順に記載します。
ここで言う「魔界関連のストーリー」は、アスタロト公爵やベールゼブブなどが登場する一連のストーリーのことを指します。
この記事内では
「パタリロ6世」→「6世」
「パタリロ8世」→「パタリロ」
と表記しています。
※【】内の表記について。
例:【1-5】→コミックス1巻の5話目、【文庫3-8】→文庫版3巻の8話目
パタリロ6世
人間。
アスタロトの召使。金欲しさにアスタロトに魂を売って生きたまま魔界に連れてこられた。
アスタロトの代わりに法王の魂争奪戦に参加することになった。ろくに魔法が使えなかったのでブネから魔法を習った。習った魔法で出した薔薇はなぜか飛ぶし屁をこいた。【22-3、文庫13-3】
魂争奪戦に参加するためバチカンにのんきに徒歩で向かっていたが間に合いそうになく、レジの背中に乗せてもらい一緒に向かった。【22-4、文庫13-4】
1度で5人前を1日6食。アスタロトと猫娘と共に人間界を逃走中に食費がかさみお金が底をついた。【23-2、文庫13-7】
逃走中の戦闘でいつの間にか落ちこぼれ、アスタロトと猫娘とはぐれてしまった。迎えに来てくれると思いしばらく待っていたが来てくれなかったので一人で後を追った。
一文無しの一人旅中は盗みや詐欺まがいのことをしていたが、とある老人にとがめられ寝食を世話してもらった。老人は自身の目的を果たし6世の前から去って行った。【23-3、文庫13-8】
(※ここまでの経緯をパタリロ8世は夢として見ている。その眠りは数週間続いた)
6世はその後、アスタロトの命で「血脈」というありがたいお札を探し手に入れることに成功したが、そのお札の効能で昇天した。それ以降はパタリロが先祖に代わり、アスタロトの召使になっている。
アスタロト公爵

魔界の四大実力者の一人。【22-1、文庫13-1】
黒髪長髪の美しい容姿。歴代法王の魂を3つも持っているのでサタンから公爵の位をいただいている。
6世がギャグを飛ばしても冷ややかなまなざしであしらう。
ベールゼブブを罠にはめたお祝いパーティーではマイクを持って歌を歌ったことがある。
6世がベールゼブブの手下にさらわれた時には「召使だが大事ではない」「あんな物で良ければプレゼントしよう」と発言した。残虐シーンを映すテレビをつまらないと一蹴したが、子供向けのアニメを見て無邪気に笑った。【22-4、文庫13-4】
身を隠すために人間界の女学院に潜伏した時には看護師役で女装した。【23-1、文庫13-6】
年齢については「自分でも覚えていない」とのこと。1万歳やそこらではきかない。
アスタロトは人間界で高級ホテルばかり泊まる。そのせいもあり逃亡費用が底をついたこともある。
アスタロトが今まで行った人間界の国で一番印象的だったのはジャパンとのこと。【23-2、文庫13-7】
人間界でマルコキアスら追手から逃げている間に6世とはぐれたが探さなかった。【23-3、文庫13-8】
ベールゼブブ

魔界の四大実力者の一人。ベールの腹心。【22-2、文庫13-2】
アスタロトとは反目しあっており「2代目のボンボン」と揶揄している。アスタロトをはじめ魔界の四大実力者、そしてサタンを倒し魔界を支配しようと狙っている。
法王の魂争奪戦において不正をしたためサタンに殺された。9つの命を持っているため死んでもしばらくすると辺土からよみがえってくる。【22-4、文庫13-4】
元々は、以前の四大実力者プラトーンの右腕だったがプラトーンに挑みリンボへ落とされた。リンボで古代妖魔の謎を解き明かしクトゥルーの秘法を身に着け魔界に復活。その後プラトーンを討ち主人の座についた。クトゥルーの秘法を使うときはハエの姿になる。
パタリロの殺害に失敗した部下がバンコランに銀の弾丸で撃たれた事がきっかけでバンコランを狙うようになった。【69-4、文庫40-1】
マリネラ宮殿にてバンコランを追い詰め自らの手で殺そうとしたが、突然の天使長ミカエル(フィガロ)の登場に驚き撤退した。【70-1、文庫40-1】
ナイアルラトテップの斥候から襲撃をうけたパタリロとミーちゃんを助け行動を共にする。【102-1】
ナイアルラトテップとは義兄弟。両者ともリンボに落とされた5体の邪神に由来があるため。【102-3】
99の自分の影がいる。様々な時代の様々な場所に配置している。影は後から作られたため影から年寄り扱いされている。【102-4】
9つの命を持っているのは9つの命を持つ9尾の魔猫を丸呑みしたため。丸呑みされた魔猫はタマネギスコッティー号の母親。【102-11】
ナイアルラトテップが人間界の王になろうとしていることを利用し、ナイアルラトテップとアスタロトを戦わせようと目論んでいる。その計画のためナイアルラトテップの目標達成に協力すると言い、代わりにサタンを倒す協力をするように言いくるめ手を組んだ。【104-1】
ナイアルラトテップ

リンボから生まれた人間界由来の邪神。
リンボで5体の邪神から蕩けた分身の流れが1つに集まり、意思をもったのがナイアルラトテップ。【102-6】
ベールゼブブはリンボに落とされた時に、5体の邪神から蕩けたものを養分として復活したためナイアルラトテップとは義兄弟と言っている。【102-3】
度々人間界に登場している。ナイアルラトテップの人間界での異名、「這い寄る混沌」「無貌の神」「千の顔を持つ神」「死の大天使」。【102-7】
趣味はカードの一人遊び。
ナイアルラトテップはこれまで、エジプトのファラオ、ローマ教皇、メディチ家、ナチスメンバー、ピョートル大帝として人間界に現れた過去がある。
ピョートル大帝の秘密結社が行き詰った時に「無音族」を見つけ、ピョートル大帝の関係者およそ五千人を始末し、大帝を終わらせた。
ナイアルラトテップの目的は人間界の王。ベールゼブブから、協力する代わりに自分がサタンを倒す協力をしろ、と持ち掛けられ同意する。【104-1】
その他
ルキフェル(四大実力者)
魔界の四大実力者の一人。帝王サタンの右腕。魔界の最長老。
マルベス(悪魔)
魔界一の物知り。魔界の事はおろか人間界至高界のことまでしらないことはない。6世が拾った手をゼネッペのものと判断した。【22-1、文庫13-1】
中の悪いアスタロトとベールゼブブの間をうまく渡り歩いている。
ゼネッペ(悪魔)
ルキフェルの手下。法王の魂を狙っていたが殺された。【22-1、文庫13-1】
ケムケム(悪魔)
アスタロトの部下。地の精の仲間で1日何も食べないと死ぬ。法王の魂を狙っていたがベールゼブブの手下に無限階段の術を使われ餓死した。【22-1、文庫13-1】
ホラス(悪魔)
魔界一の名医。ケムケムの死因を餓死だと言った。【22-1、文庫13-1】
法律家でもある。パタリロが魔法の指輪で財産の「取り寄せ」と引き換えに生命エネルギーを失い死にそうになった時に「取り寄せ」で呼出した。取り寄せをクーリングオフしてパタリロは命が助かった。【78-4、文庫47-1】
ガツェル(悪魔)
ベールゼブブの部下。アルビノ双頭の悪魔。アスタロトと6世をベールゼブブの力を借り無限階段に陥れた。ケムケムを無限階段の術で餓死させた。アスタロトによって殺された。【22-1、文庫13-1】
サルガタナス(魔王)
魔王の一人。アスタロトやベールゼブブと共に法王の魂を狙う一人。【22-2、文庫13-2】
アニサキスをハッタリで撃退した。【100-5】
ベリト(悪魔)
魔界一の嘘つき悪魔。背が低く、王様のような恰好をしている。ベールゼブブの腰ぎんちゃく。嫌われ者。百万に一度の真実がベリトの武器。ここぞと言う所で本当のことを言い敵を欺く。アスタロトを白紙委任の森に足止めしようとした。【22-2、文庫13-2】
とどのつまり
6世の友人。便秘の悪魔とトドのあいのこ。【22-2、文庫13-2】
プッ
6世のペット。まんまるの鳥のような生き物。いつのまにかいなくなった。【22-2、文庫13-2】
案内人
アスタロトの魂保管所である「白紙委任の森」の案内人。森は複雑に成長しているため案内人なしでは保管所の森を抜けられない。【22-2、文庫13-2】
番人
「白紙委任の森」の番人。【22-2、文庫13-2】
伐採人
「白紙委任の森」の伐採人。両腕が大きな鎌のようになっている。知能が低いためベリトのウソに騙されなかった。【22-2、文庫13-2】
ブネ(悪魔)
アスタロトの部下で一番の腕利き。アスタロトの命で法王の魂争奪戦に参加する6世に魔法の特訓をすることになった。【22-3、文庫13-3】
ミラージュ(人間)
エクセリオ財団の当主。アスタロトにソロモンの指輪を奪われた。アスタロトの怒りを買い生きたまま魔界に流された。【22-3、文庫13-3】
ケウンゲ(悪魔)
博識でありエクセリオ財団の蔵書をアスタロトと共に確認した。書物「ソロモンの鎖骨」に驚いて逃げた。【22-3、文庫13-3】
レジ(悪魔)
マルコキアスの部下。法王の魂争奪戦に徒歩で向かう6世を背中に乗せて飛んで行ってくれた。
名前のせいで6世に時給を訊ねられ「大手のスーパーで五百円てとこかな」とボケた。
バチカンに向かう途中でベールゼブブに心臓をえぐり取られ、代わりに千年ドラゴンの卵を埋め込まれ争奪戦に参加する。
法王の魂を捕えた6世のソロモンの指輪に突っ込み自爆する。千年ドラゴンの卵が孵り法王の魂を奪った。【22-4、文庫13-4】
ザラン(悪魔)
ベールゼブブの部下。法王の魂争奪戦にドラゴンを出場させた。
ドラゴンが千年ドラゴンとわかり、ザランには扱えないことでベールゼブブの不正が発覚した。【22-4、文庫13-4】
猫娘(悪魔)
人間界にあるアスタロトの隠れ家で身の回りの世話をしている。
一人称は「あちきし」【22-4、文庫13-4】
家庭的で世話好き。アスタロトに憧れている。身分が違いすぎる為そばで仕えることが出来るだけで幸せと感じている。
アスタロトが猫娘のことを働き者と言っていたと6世から聞いてとても喜んだ。【22-5、文庫13-5】
心優しく6世がベールゼブブの手下にさらわれた時は「早く助けてあげて!大事な召使でしょう!?」とアスタロトに助けるように言った。
その後、6世がはぐれた時にはアスタロトに探すかどうか確認だけして放置した。
ペルガモ(悪魔)
ベールゼブブの部下。アスタロトの隠れ家から6世を誘拐した。【22-4、文庫13-4】
サタン(帝王)
魔界の帝王。自分にさからうベールやベールの腹心のベールゼブブを片付けようとしている。
ベールゼブブを「死罪」と言っただけでなんの気配もなく殺した。【22-4、文庫13-4】
BBBテレビ関連(人間)
残虐な映像で高視聴率を狙う「YAMANBA」というテレビ番組を制作している。
ミス=エイジア:「YAMANBA」の責任者。
局長:エイジアを気に入り「YAMANBA」を一任している。
チャーリー:「YAMANBA」チームの一員。
ゲイル:「YAMANBA」チームの一員。投書からオカルト物を提案。
ボビー:「YAMANBA」チームの一員。撮影についてくるが怖いからと近所から犬を借りてくる。【22-5、文庫13-5】
マルコキアス(悪魔)
オオカミのような頭と背中には翼がある。サタンの命令でアスタロトを魔界に呼び戻すため追ってきた。【23-1、文庫13-6】
パイモン(悪魔)
羊の頭をしている。アスタロトを魔界に呼び戻すため追ってきた。【23-1、文庫13-6】
ドルイ(悪魔)
顔が3つある。杖を持っている。アスタロトを魔界に呼び戻すため追ってきた。【23-1、文庫13-6】
ザカモ(悪魔)
大きな一つ目にくねくねした足が何本も付いている。アスタロトを魔界に呼び戻すため追ってきた。【23-1、文庫13-6】
「バンコランVSベールゼブブ」以降(コミックス69巻~)

導師 スワニー
グローブナー将軍のMI6幹部候補生養成所でバンコランの一級下。
バンコランの浮気体質のせいで自殺途中にベールゼブブに拾われ破壊工作を伝授する導師となりベールゼブブに尽くした。
パタリロの首を斬った。
バンコランの眼力で首謀者のベールゼブブの名前を言ってしまい抹殺された。【69-4、文庫40-1】
アガリアレプト(魔王)
ベールゼブブの命令でバンコラン捜索の指揮を執った。【70-1、文庫40-1】
サドンデス(悪魔)
蛇のような悪魔。宮殿の電磁シールド展開のための電力による熱を逃がす排気口から攻撃を仕掛けた。
ミカエルの姿になったフィガロに殺された。【70-1、文庫40-1】
妖魔の子(妖魔)
スワニーの部下。パタリロ抹殺を失敗した。ベールゼブブと「かくれんぼ」をした。
実はアスタロトの部下。【69-4、文庫40-1】
電気技師の魔導士
元電気技師。悪魔主義に傾倒し魔法学を勉強し1級魔導士になった。マリネラ宮殿のシールドを破るときに意見をだした。【70-1、文庫40-1】
ティファニー(悪魔)
本名不明。東カリマンタンで人間に化けてティファニーと名乗り働いている。
6世がアスタロトの命令で盗んだ血脈で昇天した時に血脈を拾い盗んだ。パタリロに血脈を当てられ昇天した。【70-1、文庫40-1】
メフェストレス(魔王)
ベールゼブブの部下。72名の魔王の中でもトップクラス。闇将軍の異名を持つ。頭に4本の角、顔に傷がある。
東カリマンタンで遅刻してきたショーガールと間違えられ恥ずかしい衣装を着せられステージにあげさせられた。パタリロを襲った自分の魔術が跳ね返り首を食いちぎられた。首はその後すげなおした。【71-2、文庫40-4】
アスタロトとベールゼブブの戦いに参戦するが再び東カリマンタンで恥ずかしい衣装を着せられたままやってきてしまい、本来の力が出せずアスタロトが召喚したサイクロプスに食われた。【71-4、文庫40-6】
サイクロプス(人造モンスター)
一つ目巨人。先代公爵が古代妖魔との戦いに備えて造った。
メフェストレスを食い殺した。【71-4、文庫40-6】
ゴブリンの女王(ゴブリン)
常に被り物で顔を隠している。醜いゴブリン族の中でも特に醜いと言われている。アスタロトから剣や盾などを注文され、代価として「聖アグリッパの瑠璃の辞書」を要求する。人間界の薔薇十字教団にある「辞書」を手に入れようとするパタリロと44号に付き添った。
実は44号の母親。人間界の希少金属を手に入れるため人間に変身し、その時に44号の父と出会い44号を授かった。変身の術が解ける時期が来てしまい、人間の姿としては自殺ということにしていた。44号と再会を果たしてからは、時折人間界の44号を訪ねている。【79-2、文庫47-2】
ベルスス(上級悪魔)
サルガタナス配下の上級悪魔。パタリロが謎解きするのに呼び出した。報酬として人間の魂を一つ要求し事件解決後にパタリロの魂を狙った。【83-4、文庫49-4】
「イカロスの羽」以降(コミックス98巻~)

車夫(もののけ)
最下層のもののけ。恐ろしい顔をしている。ミーちゃんをアスタロトの元へ連れて行くための車夫。【99-1】
読書が好きで勉強家。落語を知っている。
学者、スカーフェイス、スコッティーたち三人のタマネギがアスタロトに会いに行くため魔界へ行った時も車夫として三人をのせた。【102-10】
ハンドボール(悪魔)
手がたくさん生えている玉のような悪魔。ミーちゃんにじゃんけんで負け続けて逃げて行った。【99-3】
パタリロが作った無限あいこ機で足止めされ、他の肉食獣に食われた。【101-7】
セパタクロー(悪魔)
足がたくさん生えている巨大な悪魔。【99-4】
パタリロに崖へ誘導され落ちて死んだ。【101-8】
世話役
アスタロトの領地の満発端郡部(まんはったんぐんぶ)あたりの土地の世話役。
車夫から「銀の面会札を下された人間」の話を聞き、どんな人物か気になり相談センターで教えてくれ、とごねた。【99-8】
その後もなぜか式部官や案内係の話に加わる。建設的な意見を出すが一言多い。
式部官
アスタロトの相談センターの偉い人。城のなんでも屋。家老。【99-8】
1年前に銀の面会札を持って訪ねてきたはずの人間(ミーちゃん)について調査をした。4次元マウスという口をもっており、あたりの物を飲みこむ。
世話役、案内係、タマネギ達に翻弄されることが多い。ノリがいいのかギャグを飛ばす。「あたり前田のクラッカー」を使った。これはアスタロトの前ではさすがに控えた。
パタリロが霊界ポストを通じてアスタロトと連絡を取ろうとしたときには、アスタロトに代わり333枚の手紙で返信した。内容のほとんどは悪口雑言であった。【101-6】
案内係
アスタロトの相談センターの案内係。長髪とモヒカンの二人がいる。【99-8】
式部官と行動を共にする。式部官と共にボケることも。
カシオ
アスタロトの相談センター計算課。アニサキスに化けられた。【99-8】
アニサキス(上級悪魔)
ベールゼブブ配下の上級悪魔。隠形の術でカシオの姿になりミーちゃんをさらった。【99-8】
ベールゼブブはアニサキスの単独行動だとし、責任逃れのために殺しその首をアスタロトの前に差し出した。【100-6】
死霊官
本名はアーノルド=コーナルド=ドーナルド。死霊室の死霊官。ミステリーが好き。式部官にイソギンチャク頭と呼ばれた。【99-10】
メフィストフェレス(上級悪魔)
数百年前にファウスト博士が魂を売った相手。ベールゼブブの配下。【99-10】
プロフェッサー(上級悪魔)
サソリのような頭をしている。ベールゼブブの配下。
アスタロトの居城に仕掛けていた合わせ鏡が割れ、アニサキスに人間(ミーちゃん)がどうなったか調べるよう命じた。【100-1】
オヌ族
鬼のような見た目の種族。肉食で獰猛と言われている。
アニサキスに空から落とされたミーちゃんを拾って丸焼きにしようとしたが「酒を造ってやる」と言われ酒を造らせることにした。その後、ミーちゃんはオヌ族専任の猿酒ソムリエになっている。
武術の鍛錬をしており身体能力が高い。人間界の倭の国へよく行く。人間界ではいわゆる鬼。オヌ族は倭の古い神たちとフィーリングが合う。【100-3】
アニサキスがミーちゃんを狙って襲ってきたときは激しい戦闘となり犠牲者が出た。【100-5】
御側用人(おそばようにん)
常に公爵のそばにいる。呼ぶと暗闇から現れる。目が3つある。
千年人(せんねんびと)
アスタロト公爵領の西のはしに先代公爵の頃から住んでいる一族。
千年に一度生まれ変わり、その際に千年後の未来まで見通し、その予言を売っている。
「百年以内に大惨事が起こり人類のほとんどが滅亡する。それにより魔界の勢力図も大きく変わり世界が激変する」と10年前アスタロトに報告した。【100-6】
「剣と魔法」以降(コミックス101巻~)

無音族
甲冑を身にまとい、鈴や太鼓、ドラなどを大音量で鳴らしながら動く団体。アスタロトの居城へ向かうパタリロとミーちゃんを襲った。【101-8】
ナイアルラトテップがコントロールしており、音をエネルギーとして動いている。甲冑はそのエネルギーを閉じ込めるためのただの殻。
百人隊長
ベールゼブブの部下。
攻め込んできたナイアルラトテップ側の兵が2万と聞いたベールゼブブが「黒玉(ブラックホール)」を起動した際には味方兵に退避命令を出す余裕もなく逃げた。【102-2】
ニンジンモドキ
天上界にある仙界に生えている人参果が腐って人間界を通りさらに魔界に落ちて発芽したもの。【102-10】
ミズモグラ
ブヨブヨなやつ。若干青みがかってる方。【102-12】
ツチクラゲ
ブヨブヨなやつ。若干茶色っぽい方。【102-12】
ベール(四大実力者)
昆虫のような足、その上に顔が乗り左右には猫と蛙が付いている。【104-1】
寺院の住持からベールゼブブとナイアルラトテップが手を組んだ事を知らされ、住持に命を出す。それにより「ピョートル大帝」が一人の人間として実在していた情報が顔写真付きで人間界に出回ることになった。【104-2】
住持
魔界にあるベールの寺院の住持。背が小さい。頭の模様が特徴的。
ハーブティーと言って奄美のハブを煮出したお茶をいれる。激マズ。自分でも不味くて飲まない。【104-3】 冷やしハーブティーはさらに不味い。【104-12】
初めて話す相手でも「また飲もう」「奥方は元気か?」など謎の社交辞令をかます。それを堂々と「スキル」と言っている。【104-4、104-5、104-10】
ポジティブで立ち直りが早い。自分のせいで金庫の開け方が第三者にバレた時に即メリットを羅列し立ち直った。【104-5】
ベールがアンニャモンニャを見込んでいると察し、アンニャモンニャに目をかけている。【104-5】
アンニャモンニャ
ベールの寺院の修行僧。住持からアンニャモンニャと呼ばれている。【104-3】
他の修行僧たちからは住持の親族では?と勘違いされ「プリンス」と呼ばれているが本人はそう呼ばれる理由を知らない。【104-5】
本名を言おうとしたが住持に興がそがれると止められた。一人称は「あちくし」。
住持にギャグをかまして永久凍土に送られたこと2回。【104-2】
気の抜けた冗談をよく言う。顔がとぼけているとよく言われる。時折切れ味鋭い才気の片りんを見せる。
源さんが人間界に帰るの諦める芝居を打った時に、源さんを諭し励まし僧の鑑といえる行動を取った。これにより源さんのテストをクリアした。【104-7】
食堂で「ゆで卵が大好物」と言ったら他の僧たちがこぞってゆで卵をくれたので、全て(24個)食べて腹痛になった。【104-9】
皆に好かれ、弁が立ち苦難を逃れる才覚がある。探偵役も見事応え当初考えていた以上の逸材だ、と住持に思わせた。【104-9】
情報屋の源さん(宇宙人)
情報屋の源さん。幻術使いの源さん。
アンニャモンニャの信用性を確認するためにホームレスを演じた。【104-7】
源さんの見た目は幻で普通の人間だが、本当は鼻が3つ、目が5つ、耳が9つある。亜エーテル波動を読み解き様々な情報を得る。【104-8】
ベールの寺院で「とんでもない何かが起こっている」として、有事に備えて素性を隠し厨房に住み込んでいる。結局シェフをしている。
エチオピア料理のフルコースが作れる。実はシバの女王の専属シェフをしていた。【104-10】
スコットランドヤードで働いていたことがある。【104-12】
二千数百年前に吸血鬼と戦ったことがある。【104-13】
差配人
ルキフェルの居城の差配人。【104-10】
カミラ
ベールの寺院の見習い僧。17歳。成績は優秀。気が多いのか安易にキスをしたり他者を勘違いさせるトラブルメーカー。【104-11】