『パタリロ!』に登場するパタリロ以外のキャラクターのデータです。
「パタリロ8世」についてはコチラ
「タマネギ部隊」と各メンバーについてはコチラ
「バンコラン」についてはコチラ
「マライヒ」についてはコチラ
基本的にコミックスの登場順に記載します。キャラクター名の右側の【】は初登場回です。
※【】内の表記について。
例:【1-5】→コミックス1巻の5話目、【文庫3-8】→文庫版3巻の8話目
1巻~10巻
バンコラン【1-1、文庫1-1】
『パタリロ!』の主要キャラクターの一人。MI6のジャック・バンコラン少佐。
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ヒギンズ三世【1-1、文庫1-1】
パタリロの父。前国王。テレビゲームのやりすぎで心不全により崩御した。
若い頃にロンドン郊外の寄宿学校に留学していたことがある。
『パタリロ!』では2話目で亡くなっているため描写についてはベッドに横たわる1コマのみ。
ヒギンズ3世は音痴だったがカラオケ好きだった。【75-1、文庫42-7】
部長【1-2、文庫1-2】
MI6の部長。バンコランの上司。いつもパイプをくわえている。
本名はイヨマンテ=サンダース。
無能で不器用なのに嫉妬心からバンコランの邪魔ばかりする。単純なのでおだてに弱く乗せられやすい。パタリロやタマネギ達からもどうしようもない人物扱いされている。
抜き撃ちの名人で昔は「稲妻のイヨマンテ」と呼ばれた。しかし銃を抜くのが早いだけで狙いはメチャクチャ。
天丼中毒で1日1回天丼を食べないと体が震えて仕事が手につかなくなる。来々軒のツケは半年溜まっており、たまにバンコランに請求を回す。【15-1、文庫9-3】
部屋の電話が故障し夜食の天丼を代わりに頼んでもらおうとするがデミアンにあしらわれ腹いせにスプリンクラーを作動させたことがある。【12-1、文庫3-5】
天丼をおごれば言うことをきく。
10年前は課長でその3年後に当時の部長が急死し他に人材がいなかったので部長になれた。たまたま運よく部長になれただけでロクに仕事ができない。部下からは老人扱いされており簡単な書類仕事しか回ってこない。
キーンへの暴行でバンコランが逮捕された時も部下から信頼されず、怒ってバンコランの仕事をやってみるものの全然出来なかった。結局、マライヒに泣きつき仕事を手伝ってもらう代わりにバンコランの保釈を急がせた。【17-3、文庫10-1】
マライヒの素行調査を部長がやった時には、報告書は誤字脱字だらけで写真の1枚もなくバンコランに無能と言われている。
バンコランがやるはずのない警備の仕事を断るが、依頼主から小切手に希望の金額を書いていいと言われ欲に目がくらみ引き受けた。バンコランが仕事を断ると上司の立場でボルネオ支局行きをちらつかせた。【26-2、文庫15-5】
バンコランに間もなく子供が産まれるという時にはゲッソリしたバンコランを見て、励ます素振りをしたが内心は「あいつが落ち込んでいるのを見るのはうれしい」と喜んでいた。【46-4、文庫27-4】
パタリロがロンドンでテナント探しをしている時にダウンタウンでホームレスになった姿を発見された。仕事が回ってこず肩身が狭くなり職場を早退しがちに。さらに近所の目もあり家にも帰りづらくなりいつの間にかホームレスに。
落ちぶれた部長を見たパタリロがMI6部長の肩書を利用してテナント周辺のホームレス達を一掃しようと企んだ。バンコランに計画がバレたが偶然にも事件を未然に防いだとしてMI6に復帰。【74-3、文庫43-5】
ホームレスからMI6に復帰後、バンコランが目障りだと言い出しパタリロと共謀してバンコランを罠にはめようとした。パタリロ達の計画通りにいかず、勘違いで本物の武器商人組織と接触してしまう。
バンコランの知るところとなり武器商人組織の事件は解決したが、後から自分が殺されていたかもしれないと知りショックで入院した。犯罪組織が壊滅したためおとがめなしだった。【74-4、文庫43-6】
部長の遠縁の娘であるエミリーを家政婦としてバンコランに紹介したことがある。ぐうたらなエミリーは使いものにならず、ロンドン大使館でメイドを募集していると知ったマライヒがエミリーを押し付けた。パタリロに責められたが、エミリーの親は資産家で一人前にすれば謝礼が貰えると言いくるめた。【41-4、文庫24-3】
「イカロスの羽」をMI6の総力をあげて探すようにパタリロから直接依頼された。部長は断ったが部長の赤ちゃんプレイ中の写真で脅され協力した。その写真はバンコラン宅に送られてバンコランとマライヒ共に見ている。【100-8】
パタリロが光源氏を演じる源氏物語では帝役として登場した。【78-7、文庫46-1】
タバコのパイプにコーヒーを入れて飲んだことがある。
サッチャー【1-2、文庫1-2】
パタリロのいとこ。パタリロの伯母の子供。国際ダイヤモンド機構の幹部である「ナンバー4」に利用され、パタリロの命を狙った。
逃走中に「ナンバー4」の車に轢かれ殺された。
ナンバー4【1-2、文庫1-2】
国際ダイヤモンド輸出機構の幹部。老人男性。
組織を脱退したパタリロを消すためにサッチャーを使ったが失敗しサッチャーを殺害。パタリロ暗殺の失敗で「ナンバー9ジュニア」に殺された。
ナンバー9ジュニア【1-2、文庫1-2】
国際ダイヤモンド輸出機構のメンバー。本名はビョルン。
パタリロ暗殺を失敗したナンバー4を殺した。
パタリロを狙うがボディーガードのバンコランと関係を持つ。計画に気付いたバンコランに撃たれ死亡。爆発で崩壊する神殿と共に埋もれる。
双子の弟にアンドレセンがいる。【5-1、文庫2-3】
間者猫【1-3、文庫1-3】
フリーランスの凄腕エージェントの黒猫。パタリロをはじめ、人間と意思疎通が可能。
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ラーケン伯爵【2-2、文庫1-4】
国際ダイヤモンド輸出機構のナンバー2。エトランジュのいとこ。
本名はデュラン=ド=ラーケン伯爵。ラーケンは母の旧姓で元の姓はコンチネンタル。
18歳で家出し12~13年経っている。推定30~31歳。
マリネラを国際ダイヤモンド輸出機構に戻すためにエトランジュを誘拐し、パタリロにいうことを聞かせようとした。バンコランと対峙しエトランジュが放ったボーガンの矢で死亡。
ギムナジウムを飛び出したマライヒを拾い殺人機械に育て上げた人物。
マライヒ【2-2、文庫1-4】
『パタリロ!』の主要キャラクターの一人。バンコランの恋人。元は国際ダイヤモンド輸出機構の殺し屋。
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エトランジュ【2-2、文庫1-4】
『パタリロ!』の主要キャラクターの一人。パタリロの母。スイスのサナトリウムで療養している。
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猫間天狗【1-3、文庫1-3】
パタリロ番外編の「猫間天狗」に登場する波多利郎の変装キャラの一つ。
「正義の味方、月よりの使者」を名乗っている。カムチャッカ解放戦線の影のリーダーでもあるらしい。猫耳付きの忍者服を身につけている。間者猫を部下にしている。
連続殺人事件の調査で久々に登場し、得意な猫語で聞き込み調査をした。新たな事件が起きた時に犯人を特定した。【74-3、文庫43-5】
初期はコミックス7巻までの登場だが、74巻で久々の登場を果たしている。越後屋の奉公人(タマネギ)にも「懐かしい。コスチュームをまだ持ってたんだなあ」と言われている。
フリッツ=フォン=マンテル博士【2-2、文庫1-4】
パタリロの変装キャラの一つ。英国紳士。黒いフォーマルな服に黒いハット、杖を持っている。口ひげを生やしている。
世界的犯罪者という設定があった。【4-2、文庫2-2】
小児科と放射線科に詳しい。【16-1、文庫8-6】
パタリロはフリッツ=フォン=マンテル博士の変装で脳医学の研究をしていたことがある。【34-1、文庫20-1】
衛兵隊長【3-1、文庫1-5】
マリネラ宮殿衛兵隊の隊長。タマネギ部隊の隊長ということではない。当初、パタリロの身の回りの世話等をしていた。
カフスボタンは母の形見のルビー。パタリロがダイヤの真贋を確かめるため擦ってボロボロになり発狂した。
警察長官が同じような立場で登場したことで衛兵隊長の出番が無くなった。
10年前のパタリロ誕生時に既に衛兵隊長を務めている。パタリロ誕生のお祝いを取り仕切った。衛兵隊長が魔導士を祝賀式典に招待しなかったせいで魔導士を怒らせてしまい、戦闘になるかもしれないと言われた時には「衛兵隊とは名ばかりでマリネラの平和ボケで武器の扱い方なんて心得とらん」と言い放った。【75-6、文庫44-8】
警察長官【3-1、文庫1-5】
マリネラの警察長官。パタリロの身の回りの管理もしている側近のような存在。パタリロと一緒になっておちゃらけていることが多い。
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マデリーン【3-3、文庫5-1】
パタリロの初恋相手であり最愛のいとこ。14歳。
ミリオネア公国の次期王女。パタリロの父の弟がミリオネア公国の女性と結婚しもうけた一人娘。
お菓子と人形が好きで、昔パタリロがプレゼントした手作りのゴキブリ人形は隅に追いやられている。
護衛のシャール少尉と両想いでパタリロは振られた。
その後は「パタリロの初恋相手」「パタリロの好みの容姿」として何度か名前のみ登場している。
クリスチャン博士【3-4、文庫5-2】
マリネラが生んだ世紀の天才少年科学者。19歳。パタリロとはマリネラ大学で主席の座を争った。卒論の「サハラ砂漠における人工降雨の可能性」でノーベル賞受賞。
病気の妹のココに雪が見たいと言われ、人工降雪装置に使うダイヤとしてマリネラの国宝ダイヤモンド「ミステア1号」を盗もうとした。
ミステア1号を使い人工降雪に成功した。
ココ【3-4、文庫5-2】
クリスチャン博士の妹。パタリロのいとこのマデリーンにそっくり。
病弱で心臓が弱い。悪くすると長く持たないと医者に言われていた。
クリスチャン博士の人工降雪は成功したが「雪がやんだらきっと死ぬ」と言い出しマリネラは4か月雪が降り続けた。その後体調が良くなり兄と共に北欧へ引っ越した。
ヒューイット【4-2、文庫2-2】
『パタリロ!』の主要キャラクターの一人。CIAの優秀な捜査員。ロリコン。詳細はコチラ
アンドレセン【5-1、文庫2-3】
タランテラのメンバー。ビョルンの双子の弟。
タランテラからはバンコランを殺し、スターダスト計画を成功させるよう命じられていた。計画のため美少年軍団を率いていた。
バンコランのことはビョルンの日記で知り、「日記を読み返すうちに同じ顔と魂を持つ僕もビョルンと同じ人を愛するようになっていたとしたら?」とバンコランを惑わした。
バンコランと宇宙で対峙し撃たれ死亡。遺体は「地球に連れて帰っても犯罪者として葬られるだけ」と回収されず宇宙空間を漂うことになった。
スーパーキャット【5-1、文庫2-3】
空飛ぶ白猫。怪力が復活しスーパーヒーローに。間者猫の弟。
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シュゲルグ博士【5-1、文庫2-3】
ハインリッヒ=シュゲルグ博士。犯罪組織「タランテラ」の創設者。スターダスト計画の理論を作り上げた人物。
理論は、「宇宙空間で絶対零度にさらしたダイヤモンドを保護物質でカバーし地球に落下させることで、絶対零度のダイヤが水蒸気を凍らせさらに凍った雲が広がり、特定地域に直径10センチほどの雹を90分降らせる」というもの。兵器として利用しようとした。
当時この理論は周囲から夢物語と言われていた。
フォン=ブラウン博士の弟子。ロケット工学の天才だったがナチスのなかでも残忍性はずば抜けていた。ナチスの軍用金を持ち出し姿を消しタランテラを作り上げた。
プラズマX【5-1、文庫2-3】
『パタリロ!』の主要キャラクターの一人。パタリロが作り上げた超高性能人型ロボット。
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パタリロ7世【6-1、文庫3-1】
パタリロ=ド=マリネール7世。パタリロの先祖。
ダイヤモンド産業確立前の裕福ではなかった時代、大英帝国の軍艦がマリネラを手に入れるためやってきて困っていた。タイムワープで未来からやってきたパタリロの協力で侵略は避けられた。
パタリロが未来へ戻る際に、マリネラに豊富なダイヤモンド資源があることを7世に伝えたためマリネラが裕福になった。
パタリロに10世と共に連れ去られ、強制的にタイムワープを習得させられた。習得に成功した後は、タイムパトロールの長官に対抗するため、パタリロと7世と10世の3人でタイムワープを駆使し過去をメチャクチャにした。【16-2、文庫9-4】
7世が17歳の頃の肖像画が宝物蔵から見つかっている。美少年の肖像画のためパタリロも「自分があと7年経ったら素晴らしい美少年になる」と発言した。この肖像画の7世はタマネギ四百四十四号にそっくりである。【24-2、文庫12-10】
パタリロ7世はパタリロの背後霊についていた。【30-3、文庫18-1】
バンコラン提督【6-1、文庫3-1】
パタリロ7世の時代のバンコランの先祖。
マリネラを手に入れるため軍艦でやってきた。美少年好き。
マリネラ王宮を攻め降伏寸前まで追い詰めたが、パタリロに「同性愛を女王にばらしたら火あぶりになる」「恋人(マライヒの先祖)も巻き添えになる」と脅されマリネラ侵攻を諦めた。
この時は「このかたきはいつか討つぞ!」と言って退散した。バンコランがパタリロの頭をしょっちゅう殴るのはこのせい。
ザカーリ【6-2、文庫5-3】
占い師。タロットカードを使う。占いはまだ外れたことがない。
ニューヨークのホテルの最上階に住んでいる。
パタリロには毎度、散々な目に遭わされている。
金儲けのための占いをしない主義だったが、パタリロの500万ドルを燃やしてしまい、取り返すために仕方なく占いで金儲けに協力。騙されていたと知り仕返しで儲けた財産を全て無くした。
身体が敏感でパタリロにクジャクの羽でくすぐられる。敏感な体質をバンコランに初めて理解を示され好意を持った。【13-5、文庫7-5】
その後、バンコランを追って同じマンションへ引っ越ししている。マライヒと張り合いになるが、マリネラ王宮の床が崩れて落下する場面でバンコランが自分ではなく迷わずマライヒを助けたことでバンコランをあきらめる。【14-1、文庫7-6】
マリネラやパタリロとはもう関わりたくない、と14巻以降登場していなかったが80巻に再登場。
F○Iの嘱託職員になっている。科学捜査で行き詰った時に占いで助言をしているという。
パタリロやタマネギに振り回されたことで、改めて二度と関わりたくないと思うことになった。【80-2、文庫48-2】
シバイタロカ博士【6-4、文庫3-2】
パタリロの変装キャラの一つ。
白髪に白い口髭をたくわえている老人。フサフサした前髪で外見上目のパーツは見えない。つぎはぎの白衣を着て杖を持っている。
医者であり聴診器を携帯している。外科と内科に詳しい。
若かりしバンコランには、「限りなく善意の人、シュバイツァー博士のまたいとこ、アインシュタインは父方のはとこ」と自己紹介している。ペニシリンの発見をしたり、種痘の有効性を証明したり、ガンの特効薬を開発した人…たちのサインを持っている。
国際医学者会議に出席し「前カンブリア紀における水虫の実体」を発表した。
パタリロほどではないが名探偵でもある。
過去や未来へタイムワープをした時に相手にバレないためにシバイタロカ博士に変装することがある。バンコランが10歳頃、15歳頃、17歳頃の3回ほど会っている。
パタリロいわく、シバイタロカ博士になった時は完全に善人キャラになりきってしまう。その証拠に、謝礼を断ったり小銭に興味を示さない。また、性格も善良で「限りなき善意の人」「愛と真実の人」と自分で言っている。
しかしこれとは逆に、貧乏を装って他人の家でさんざん飲み食いする、KGBの副局長を拷問する、ダイヤを盗もうと企む、パンを盗む、時そばで勘定を誤魔化す、などの悪事を働く面もある。
シバイタロカ博士はパタリロを「せわしない性格」と言い、シバイタロカ博士になると心が落ち着く、と言っている。パタリロが日々の生活に疲れ家出して日本にいた時は、シバイタロカ博士の変装で普通の老人らしく暮らした。
パタリロは「シバイタロカ博士とはそりが合わない」と発言している。【66-3、文庫38-6】
シバイタロカ博士が片手を頭にやると笑ってちょうだいのポーズ。林家三平由来と思われる。
実はシバイタロカ博士の風貌と、変装し善人になるには理由がある。パタリロが2歳の頃にいたずらで教会を倒壊させた際、パタリロを諭した神父様が強烈に刷り込まれ神父様と同じ風貌かつ善意の人になった。
パタリロは8年ぶりに神父の前に現れ神父を怒らせて刷り込みを打破しようとしたが結果的には失敗した。実はモデルになった神父はテロ組織のリーダーであり悪人。【80-7、文庫48-6】
謎の「メンタコ」の話をしたことがある。メンタコとは、からしめんたいこと鬼ヶ島のあいのこみたいなもので、四角い箱にハンドルが付いておりハンドルをを回すと「チャカポコチャカポコ」という音が出る。チャカポコのリズム感が素晴らしく、東北地方の盆踊りに使われるらしい。クールメンタコにホットメンタコがある様子。結局「メンタコ」が一体何なのかは不明である。【9-3、文庫4-12】
テラノドン【6-4、文庫3-2】
パタリロがタイムワープをうまくコントロールできていない時にパタリロが未来と過去を一緒に行き来した恐竜。
パタリロが恐竜時代にタイムワープしてしまいテラノドンの背中に落ちてその衝撃で一緒にタイムワープすることになった。
12~13年前のバンコランの少年時代のイギリスへやってきた後は、パタリロと離ればなれになる。その後パタリロがテラノドン型気球でテラノドンを探しだし一緒にタイムワープした先は未来。銀河系宇宙の支配者にパタリロと共に捕まってしまう。拷問を受けそうになるがタイムワープできそうな振動が生まれ、パタリロに捕まれと言われくちばしをつかませまたタイムワープした。
その後はまたバンコランの少年時代にタイムワープし、もう一度タイムワープした先はまた未来。パタリロにそっくりなアセルニ辺境星人に同志と勘違いされパタリロと一緒にズッコケた。
パタリロが「時間跳躍(タイムワープ)!!」と言って初めてしたタイムワープはこの時のテラノドンと一緒のタイムワープである。
10世にタイムワープの能力を見せるために過去へ行ったときに再会。パタリロに懐いてお手をするシーンがある。【9-4、文庫3-3】
カール=グローブナー将軍【6-4、文庫3-2】
英国陸軍元帥。バンコランが情報部に入るきっかけとなった人物。
体格が良く、禿頭で右目に眼帯をしている。
母親の借金の肩に身体を売った若かりしバンコランが、家を飛び出し出会ったのがグローブナー将軍。
70歳の誕生パーティー中に自宅の離れで死亡。事件性は無かったがスパイのベネットを犯人に仕立て上げて逮捕するために、マライヒが他殺に見えるよう遺体にナイフを刺した。【9-1、文庫4-10】
グローブナー将軍の養成所は、将来有望な若者を集め訓練を施す施設。バンコランもその養成所で訓練を積み情報部へ入った。デミアン=ナイトとバンコランは養成所で出会っている。【12-1、文庫3-5】
マッタリロ【7-1、文庫2-5】
パタリロのいとこ。南欧のさる公国に嫁いだ母方の叔母の子で5歳。
言葉は喋らずセリフは一切ない。吹き出しからは♪のマークが出ている。いつでも腹を空かせているので目についたものは何でも口に入れようとする。パタリロの部屋に大量発生したゴキブリも口に入れてしまった。パタリロがゴキブリ退治のために作り、誤って出来上がった透明薬を飲んでしまい透明人間になった。
透明になったままドクターミステリオに誘拐されたがパタリロに助けられる。【7-1、文庫2-5】
その後登場はずっと無かったが、100巻で「イカロスの羽」を探している人物達を描くシーンで1カットのみ登場している。この時は花瓶を口に入れて走り回っている。【100-8】
ドクターミステリオ【7-1、文庫2-5】
タランテラのメンバー。科学者。
スターダスト計画を台無しにしたパタリロに復讐するためにマリネラへやってきた。偵察時に透明になったマッタリロを誘拐した。
マッタリロを連れ戻しに来た透明のパタリロ達をあぶりだすために即席で人間火焔放射器(飲むと口から炎を吹き出す)を作った。これはパタリロの体中の水分を放出する薬品で消火されてしまった。
さらにパタリロ対抗のために薬品を作ったがマッタリロが別の薬品を混ぜたため巨大怪獣になってしまった。同じく巨大化した透明パタリロのアトミックパンチを受けて海へ沈んだ。
パタモドキ館長【7-3、文庫5-6】
ニューヨークのユーカリ美術館館長。パタリロの遠い親戚。
背が低く口ひげがある。秘書はニーゲム大戸木。
からしめんたいジュースが好物で、ダイヤが盗まれないよう1週間これを断って神頼みした。
パタリロがドスマスカラスを欺くためにパタモドキ館長に入れ替わった。説明せず無理やり入れ替わったため、館長の部屋の押し入れに拘束されており見つかるのに時間がかかった。【7-3、文庫5-6】
ニーゲム大戸木【7-3、文庫5-6】
パタモドキ館長の秘書。館長からは「人間モドキ」と呼ばれる。日系ドイツ人。言いにくい事をはっきり言うが、おべっかも使う。事件後に館長が見つからなかったためパタリロに手紙を出している。
ミロール【7-5、文庫5-8】
生花店を営んでいる青年。
ミロールは動物の死骸に種を植え、その養分で美しい花を咲かせている。
パタリロに花の秘密を知られたためパタリロを消そうとした。種を口に入れて土をかけたがパタリロは花の種から養分を吸い取り、自らを花として咲かせた。ミロールはその後店を閉め逃げた。【7-5、文庫5-8】
元々は『パタリロ!』ではなく短編の「怪奇生花店」の主人公。【4-6】
ルル=ベル【8-1】
パタリロ9世のいとこ。言語の天才。物理学者のカペン博士の孫。カペン博士にせがんで一緒に火星へ行ったことがある。ませていてハンサムに弱い。
アニメ版ではルル=ベルではなくプララに交代となっている。【アニメ46】
元々は『パタリロ!』ではなく短編の「ルル=ベル火星行」の主人公。【2-4】
パタリロ9世【8-1】
パタリロ8世の子供。10歳。電子工学の天才。
墜落した宇宙船に乗っていたタイロンを怪しんで凶悪犯だと突き止めた。故障した反陽子炉の爆発を寸前で止めた。
パタリロの先祖、子孫(7世や10世)はタイムワープすることで登場しているが、9世についてはパタリロが登場しない未来の世界を描いた当ストーリーでのみ登場した。
ラシャーヌ【8-2、文庫5-9】
インドに住む青年。
一度、パタリロの電話が混線しラシャーヌに繋がったことがある。【2-2、文庫1-4】
パタリロは精神構造が似ているせいかラシャーヌの前だとギャグが決まらない。
ラシャーヌはバンコランとの初対面時に眼力が効かなかった。意識的に神経速度を遅くしていた。その後は眼力をまともに浴びる。
バンコランを好きになったがマライヒとの間に割り込む余地はないと悟り失恋した。【8-2、文庫5-9】
ラシャーヌはインドに10m四方の代々伝わる聖地を持っている。その土地がマリネラのダイヤ採掘のための買収計画地のど真ん中だったが売らなかった。その時にラシャーヌを騙す為に女装したタマネギに恋をしたがまたもや失恋した。【31-4、文庫19-1】
ラシャーヌのせいでインド大使館に駐在していたイロハ42号にモテない病気がうつった。
パタリロのいたずらのターゲットにされ、ラシャーヌ宛の荷物をいたずらと見抜きそのまま送り返した。結局タマネギが犠牲になった。【101-10】
元々ラシャーヌは魔夜峰央さんの『ラシャーヌ!』の主人公。
ラシャーヌの父【31-4、文庫19-1】
ラシャーヌのお父さん。現実主義で聖地の伝説は信じていなかった。パタリロが高額を付けた聖地の売却には賛成し、パタリロにラシャーヌが惚れっぽいという弱点を教えた。【31-4、文庫19-1】
パタリロからラシャーヌあてに届いた目覚まし時計を貰って爆発に巻き込まれた。【101-10】
ミーちゃん【8-2、文庫5-9】
作者の魔夜峰央。初登場はパタリロの新型モンタージュの例。
家賃を払って宮殿の物置を借りている。【11-5、文庫6-4】
ミーちゃんの誕生日は3/4。28歳になった。その後は「永遠の28歳」を主張している。【18-1、文庫10-2】
アフロ18【8-4、文庫6-1】
『パタリロ!』の主要キャラクターであるプラズマXの奥さん。パタリロが作り上げたロボット。
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パタリロ10世【9-4、文庫3-3】
パタリロの子孫。24世紀にいる。
マスターウォンの秘密を探ろうとしたが24世紀から追放され、バンコランのマンションの風呂場に落ちてきた。ジョークでパタリロとイチャつくシーンをやりがち。
直属の武官部隊としてヒマワリ部隊がある。【13-3、文庫7-3】
タイムパトロールに対抗するためパタリロにタイムワープを習得させられた。【16-2、文庫9-4】
10世の発明である「疑似生命発生装置」から生まれた桃太郎たちが待遇に不満を持ち、先祖であるパタリロを狙いにやってきたことがある。【29-5、文庫16-10】
タイムマシンの燃料を横流ししていたことが母親にバレて、先祖のパタリロにたのまれてタイムマシンを使っているとウソをつく。ウソの証言をパタリロに頼んだがパタリロは協力しなかった。【101-1】
マスターウォン【9-4、文庫3-3】
24世紀の国際統一委員会の委員長。バンコランの子孫と思われる。眼力を使い人々を操り委員長の座に収まった。独裁政治をし世界中を恐怖に陥れている。パタリロ10世が秘密を探ろうとしたため24世紀から追放した。眼力はパタリロと10世には効かず、バンコランの眼力には力が及ばずに負けた。
ジャック【9-5、文庫5-10】
アヒルのジャック。パタリロが放射線を浴びせ孵した超巨大なアヒル。
誘拐事件で活躍後は故郷へ向かい飛んで行った。
10巻~
フィリップ【10-2、文庫6-7】
KGB消耗部隊のリーダー。アルファ工業社長の長男。ニコラの兄。言葉を話せる鳥を飼っている。
ニコラの緊急手術にパタリロの血液が必要と知り、KGBを裏切ろうとし殺された。
フィリップの鳥【10-2、文庫6-7】
フィリップの言葉をおうむ返しでき、言うことをきく賢い鳥。フィリップ亡き後は家族に引き取られたが、何度連れ帰ってもフィリップの墓に戻ってしまう。
ロビー少尉【10-5、文庫8-10】
マリネラ航空宇宙局職員。宇宙局の隣にある植物園で働いている。宇宙飛行士に憧れている青年。
他者を治癒する力があり、パタリロがどんな難病でも治療する「奇跡の男」として高額な治療費を取る金儲けに協力させられた。しかし、自分の生命エネルギーを他者に与えているだけだったため生命の危機に陥った。
平和運動をしている枢機卿の治療にあたり亡くなる。
高円寺のおばさん【11-1、文庫6-9】
作中の「秘境異次元ごっこ」で登場。天井裏で秘境異次元発生装置を操っているおばさん。【11-2、文庫6-3】
その後登場はずっと無かったが、100巻で「イカロスの羽」を探している人物達を描くシーンで1カットのみ登場している。天井からぶら下がるためのピアノ線をアンテナにし、世界各地の電波を拾い情報収集を手伝った。【100-8】
スカンキー【11-2、文庫6-3】
ロボット工学者。西ドイツのロボット工学研究所でパタリロと一緒にロボット作りを学んだ。
パタリロが作ったプラズマXについて、自分が同じ能力のロボットを作るとしたら身長10メートルにはなると推測し、「現存する世界最高のロボット」と認めている。自分が世界一のロボット工学者でありたいためプラズマの秘密を探る、もしくはパタリロとプラズマを消そうと考えた。
プラズマの秘密を探るために女の子タイプの「スクンⅠ」(スクンワン)を製作。秘密を探る事には失敗し、スクンⅠにパタリロとプラズマの抹殺を邪魔され逃走した。
その後もプラズマの秘密を探ることをあきらめられず、マリネラ王宮の近くの地下に基地を作っていた。パタリロが製作中のランダムの知能回路を自分のものと入れ替えた。入れ替え発覚後もそのままランダムの知能回路はスカンキー製のまま。プラズマに捕えられてしまい、ロボットを使った銀行襲撃事件に関わったとされインターポールに引き渡された。【14-3、文庫6-6】
ランダムの加速装置はパタリロが作ったものより扱いやすいということでKGBに狙われた。【20-2、文庫9-9】
アフロがマルスXに侵され瀕死の時に最後の手段としてパタリロが刑務所のスカンキーに対処を依頼した。自由とマリネラの財宝と引き換えにと頼まれたがスカンキーも手に負えなかった。【15-2、文庫8-1】
「イカロスの羽」の秘密を解明するための協力者としてタマネギ達に拉致されマリネラ宮殿に連れてこられた。ヨタリロとは世界科学者会議で面識がある。パタリロから聞いた「イカロスの羽」にまつわる一連の話を信じなかった。ヨタリロからは「羽を運ぶだけで報酬百万ドルを値切らずにパタリロが出したので信じる」と聞き、パタリロからは信じなくていいから協力してくれと頼まれた。報酬としてかねてから狙っていたプラズマの超小型核融合炉の秘密を教えろ、と交渉しパタリロがあっけなく了承したため驚いた。【100-9】
イカロスの羽のデータ映像が停電により流せなくなった時、スカンキーの首元にある個人用ドライブレコーダーの映像を利用し全世界に発信することに成功した。【100-10】
パタリロが報酬である「プラズマの超小型核融合炉の秘密」をとぼけようとしたため教えるよう迫った。実際に秘密を手に入れたかは不明。【101-1】
スクンⅠ(スクンワン)【11-2、文庫6-3】
スカンキーが作ったロボット。プラズマの秘密を探るため製作された。
博士の趣味で女の子の身体。ませていてプラズマに色気をふりまく。体は柔らかく出来ている。
プラズマの情報をうまく手に入れられずスカンキーから用無しとして電磁杖で壊されそうになった。プラズマに手当され助かったが、スカンキーの罠からパタリロを救うため犠牲になった。部分的に発見されたスクンⅠの知能回路はプララに移された。
プララ【11-2、文庫6-3】
『パタリロ!』の主要キャラクターであるプラズマXの娘。パタリロが作り上げたロボット。
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ニャンコ【11-4、文庫7-1】
アメリカのマリネラ大使館にエサをもらいに来る白いノラ猫。(スーパーキャットとは異なる猫)
メリージェーンを助けた。
口はタマネギと同じ菱口で目は点。とぼけた感じの顔をしている。
メリージェーンよりも体長が短く丸い。パタリロには犬みたいな猫と言われた。
二足直立も可能。猫なのになわ跳びして遊んだりエキスパンダーも使える。能天気なボケをかますことがある。
メリージェーンの事が好きで両想いの仲良し。
人間の言葉が理解でき猫にしては賢い。メリージェーンの危機をパタリロ達に助けてもらおうと港でアメリカからマリネラ行きの船に乗った。マリネラを目前にし船から落とされメリージェーンを想って必死に泳いだ。
マリネラに泳ぎ着いたニャンコはパタリロに助けられ、メリージェーンを取り返してマリネラで一緒に暮らした。以降はいつもメリージェーンと一緒にいる。【11-4、文庫7-1】
プララとは仲良しでプララの家出にはメリージェーンと共についていった。プララが何も持たずに家を出てしまったため、プララの部屋へ忍び込み服や現金などの荷物をまとめた。この時、バッグではなく金庫に荷物を詰めてしまった。
船での密航中に海が荒れ、時代錯誤の船長が海神様のお怒りだとし、客に「自分の持ち物を一つずつ海に投げ入れて投げた物が沈んだ者を生贄にする」と言ったため、ニャンコは金庫を海に投げてしまった。当然沈み、中に入れていた現金やダイヤのアクセサリーを失って一文無しになった。【15-4、文庫8-3】
プララを探すマライヒの声に返事をしてマライヒと出会うことが出来た。マライヒに猫語で状況を説明したが伝わらず、電話越しにバンコランと猫語で会話しプララのことを伝えることに成功した。その後はメリージェーンと共にマリネラへ戻っている。【15-5、文庫8-4】
メリージェーン【11-4、文庫7-1】
アメリカの大富豪の猫。富豪が死に全財産をメリージェーンに譲ると遺言を遺したことで話題になる。遺産相続問題で殺されそうになったがニャンコとパタリロに助けられた。以降はマリネラでニャンコと暮らす。
プララとはニャンコと共に仲良しになった。プララの家出にはニャンコと共についていった。心の優しい猫で、プララが落ち込んだ時にはそばにいて慰めている。ニャンコがマライヒに踏まれてオモチャにされた時は怒ってマライヒに嚙みついた。
シャーマン【11-3、文庫6-10】
ノッティンガムにあるマリネラ植物研究所所長。
マライヒとドイツのギムナジウムで一緒だった。当時は恋人同士のような関係でマライヒの初体験の相手。珍しい蘭を狙って植物研究所に放火したがバンコランに見抜かれて逮捕された。
デミアン=ナイト【12-1、文庫3-5】
MI6の情報員。中佐。バンコランの元恋人。
10年前にグローブナー将軍の養成所でバンコランと出会う。当時17歳のバンコランの2歳年上でルームメイト。
右目の傷で片目が見えない。なんの傷かは不明。片目のため聴力が発達しており30m先の衣擦れが聞き分けられる。
男性経験で傷ついていたバンコランを慰めるため肉体関係を持つ。その直後に初仕事で寮を出ることになるが、自分がいなくなったら1人で過去を克服するようにとバンコランに言い聞かせそれがバンコランが美少年キラーへ変貌するきっかけとなる。
初仕事でKGBに捕らえられ麻薬漬けにされて廃人同様になった。バンコランの献身的な介護で数か月で復活。復活後はMI6のNY支局へ10年駐在し、イギリスへ戻って来てバンコランと再会。NYにいる間イギリスへは戻っていない。
NY支局でCIAのハンターにより2年かけて共産主義に洗脳され麻薬の常習者へ。
マライヒとMI6で出くわしたときは薬を使いマライヒを寝取って自分の調査状況を聞き出そうとした。予想よりもバンコラン達がかなり情報を握っていることを知りゲルベルトと逃走する。
空港からチャーター機で逃走しようとするが霧で飛べず、追ってきたMI6と銃撃戦の末にバンコランに撃たれ死亡。
ゲルベルト【12-1、文庫3-5】
世界的犯罪組織であるタランテラの手先。表向きは世界的に活躍する白髪の音楽家。KGBのために世界中の情報部を弱体化させる計画を10年かけて進行しタランテラに尽くしてきた。音楽家として世界中を周り各情報部に潜入させた手先と接触していた。
空港での銃撃戦から逃走し、計画は失敗したがタランテラの前に姿を現した。タランテラが以前パタリロによってスターダスト計画を潰されていることを引き合いに出し「計画は完璧だったがパタリロには未知の要因があり仕方なかった」と言った。言い訳は認められず抹殺された。
ハンター【12-1、文庫3-5】
CIAの職員。10年前、MI6ニューヨーク支局に連絡係として派遣されておりデミアンと仲良くなった。デミアンに「敵の事を知っていて損はない」と共産主義を教え込んだ。2年がかりでデミアンを洗脳した。洗脳後にデミアンをゲルベルトに会わせている。
ヒマワリ23号【13-3、文庫7-3】
パタリロ10世の配下であるヒマワリ部隊の隊員。本名はハンス8823RBO。タイムマシンの管理の仕事をしており勝手に時間旅行へ出かけた。過去のフランスへ行き実在の人物であるハンス・アクセル・フォン・フェルゼンを名乗ってしまった。本物のハンスの方が亡くなり、本物の代わりに歴史に名を残さないとならないと10世から告げられ24世紀には戻れなかった。
その後の23号を見守る10世が「せめて一言声をかけたい」とパタリロと共にタイムワープで23号へ会いに行っている。23号は歴史は覚えており自分の運命を受け入れていた。
αランダム【14-3、文庫6-6】
『パタリロ!』の主要キャラクターであるプラズマXの息子。パタリロが作り上げたロボット。
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来々軒の主人【15-1、文庫9-3】
部長の天丼をMI6に配達している店の主人。「茸ホテル」(コミックス12巻)の主人と同じ風貌で、背が小さく中国風の服を着ている。
部長のツケを拒否したところ、バンコランに請求を回すように指示された。他にもMI6の職員がツケでカツ丼を来々軒に注文している。
パタリロが部長に「イカロスの羽」探しを依頼する場面でも登場している。【100-8】
ブラント博士【15-2、文庫8-1】
世界一のロボット工学者。パタリロがロボット製作を教わった。
ピョートル大帝の手先に娘を人質に取られ、パタリロを苦しめるためにプラズマ一家を不幸に陥れるよう協力させられた。アフロに使われた「マルスX」という腐食性のカビを発見している。パタリロからアフロを助けて欲しいと協力依頼がありマリネラへ行ったが、手の施しようがないとすぐに帰った。実はこの時、知能回路からアフロの「やさしさ」を取り出すことに成功しており、後にプラズマの後妻であるマンドラを作り直す時に移植された。【15-2、文庫8-1】
博士が製作したエレクトロ=マンドラをプラズマの後妻として迎えさせた。ピョートル大帝の手先によりマンドラは猜疑心が強く嫉妬深い欠陥品にさせられていた。【15-3、文庫8-2】
娘と一緒にピョートル大帝の手先から逃げ出し、パタリロを頼って亡命しようとマリネラへ向かった。マリネラに向かう飛行機がハイジャックされ、機内でプララと遭遇した。飛行機の着水後、ハイジャック犯が起動させた爆弾を持ったプララが博士を押しのけ海に入ったが、機内の小型爆弾が同時に爆発し娘と共に巻き込まれた。【15-6、文庫8-5】
事故後は行方不明になっていたが、娘と共に無人島に流れ着き、手帳と万年筆から無線機を作り助けを求め救助された。パタリロにアフロとマンドラの事を全て話し詫びた。マンドラを停止させ知能回路を作り直した。【16-4、文庫8-8】
プララには記憶を取り戻す手術をし成功している。【16-5、文庫8-9】
パタッシー【16-1、文庫8-6】
マリネラ湖に住む古代の恐竜。「キャハハハハ」と笑う。多分オス。
バルカン行きの潜水艦から海中に出たパタリロを通りがかりで助けた。北極海のホキョッシーとデートの約束があった。ホキョッシーとのデートは水中のためパタリロはまた海中に投げ出された。【19-1、文庫11-1】
テオドラキス【16-6、文庫9-5】
南ウンガルの革命家。「南ウンガルの猛虎」と呼ばれた指導者。普段は顔を隠しているため素顔を知る物はほとんどいない。息子にミキスがいる。7年前にバンコランを助けている。
小型機の墜落により遺体で発見され、素顔を知る一人であるバンコランが遺体の顔を確認した。
遺体は別人で息子の命を使ってまで自分を死んだと思わせ、次なる革命の為に南ウンガル政府を騙した。
ミキス【16-6、文庫9-5】
テオドラキスの息子。「若虎」と呼ばれる。ここ3年の逃亡生活で見る影もなく気弱になり、南ウンガル政府に引き渡される時は怯えきっていた。テオドラキスの遺体を見せられ錯乱し猛毒を飲んで自決。
実は全てテオドラキスが死んだと思わせるための演技で、テオドラキスの革命成功のために自決した。
【工事中です。追加予定あり】